• 2022年08月25日
  • 施工について

【DIY】簡単!キレイ!人工芝歴15年のプロがDIYの3つのコツを伝授!

「人工芝のDIYに興味があるけど、難しそう…」「以前にチャレンジしてみたけど、どうしてもつなぎ目が目立ってしまう…」そんなあなたに、人工芝のつなぎ目を目立たせないためのコツを伝授します!

人工芝の施工で1番大切といっても過言でないのが、「人工芝のつなぎ目」です。

今回は、DIYをする上でつなぎ目を目立ちにくくする3つのポイントについて解説していきます。

【ポイント1】下地

整えられた下地

人工芝を敷く前に、まず気を付けてほしいのが、「下地」です。
どんなものでも、土台が1番大事ですよね。人工芝も同じです。

下地がガタガタだったり、下地がゆるく踏んだときに沈んでしまったりすると、人工芝の表面もつなぎ目もガタガタになり、せっかくリアルな人工芝を使っても、残念な見た目になってしまいます。

人工芝を設置する前に、まずは下地を整えることから始めましょう。
下地の適切な状態は、以下の通りです。

  • 平らで不陸がないこと
  • 固くなること
  • 水はけが良いこと

下地は、転圧機を使用して整えます。

簡単に、安く、下地を平らにするには、レンガなどで地面を叩きつけて平らにすることもできますが、かなり疲れますし、転圧機の方がしっかり整えることができます。
購入となると高額ですが、レンタルもあるようなので、お近くでレンタルできるところを探してみてください。

【ポイント2】つなぎ目の隙間

つなぎ目を目立たせないためには、人工芝どうしの隙間が重要です。

まず、人工芝どうしの距離を正確に測るために、人工芝のカットをしっかり行う必要があります。

人工芝をカットする際は、基布を残さないように、縫い目の横ぎりぎりをカットします。
また、ハサミを使ってカットしてしまうと、芝糸も一緒に切ってしまうので、必ず、裏面の方からカッターでカットするようにしましょう。

そして、正しい「人工芝どうしの隙間」は、“人工芝の縫い目の隙間と同じ”にすることです。

人工芝の縫い目より広いと下地が見えてしまい、人工芝の縫い目より狭いと盛り上がってしまい、つなぎ目が丸わかりになってしまいます。

人工芝どうしの隙間は、縫い目と等間隔にすることで、自然な仕上がりになり、つなぎ目が目立ちにくくなります。

間隔が広い
間隔が狭い
等間隔

【ポイント3】固定方法

固定

DIYの方法によっては、「人工芝はピンのみの固定でOK」と書かれているものもありますが、ピンによる固定だけでは、しっかり固定したことにはなりません。

ピン打ちは「人工芝と下地との固定」であり、「人工芝のつなぎ目の固定」ではないため、最初はキレイな状態であっても、使用している中でずれていってしまい、つなぎ目が目立っていってしまう可能性があります。

人工芝の固定は、人工芝どうしをターポリンシートと接着剤を使用して固定してから、下地と人工芝とをピンで固定する必要があります。

さいごに

今回は、人工芝の施工の際に気になる人工芝のつなぎ目を目立たせないための3つのポイントをお伝えしました。

人工芝のつなぎ目が目立つ・目立たないとでは、見た目が大きく変わってくるため、今回のポイントに気を付けて、ぜひDIYにチャレンジしてみてください。

人工芝の施工方法が不安な方は、弊社では推奨している施工方法がありますので、こちらからご覧いただき、ぜひ参考にしてください。

プロに頼むとキレイに設置してくれますが、DIYで敷くのも楽しめて愛着が湧きますよね。 ぜひ人工芝をDIYで設置してお庭を緑あふれる空間に変身させましょう!