- 2024年11月05日
- メモリーターフについて
リアルすぎる人工芝 メモリーターフ
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人工芝どうしの固定の際に、接着剤を塗布した後すぐに人工芝を被せてしまってはいませんか?
それ実は、NGなんです!
オープンタイムも経過したし、あとはゆっくり貼り付けるだけ…と、のんびり作業をしてしまうのもNGです!
今回は、接着剤を扱う際には欠かせない「オープンタイム」と「オーバータイム」について解説していきます。
オープンタイムとオーバータイムの説明の前に、ウレタン樹脂系接着剤について、少し説明していきたいと思います。
ウレタン樹脂系接着剤の特徴は、他の接着剤に比べて耐衝撃性に優れているところです。
耐水性、耐候性にも優れており、主に屋外や人がたくさん使用する場所へ設置されることが想定される人工芝の施工において、最適な接着剤だといえます。
さらに、メモリーターフが人工芝の施工のために開発した「タフグルー」は、通常のウレタン樹脂系接着剤に比べて初期粘着性が高く、さらに高い接着性が期待でき、耐久性に優れた接着剤です。
人工芝の施工に使用する接着剤にお悩みの方は、「タフグルー」の使用をおすすめします。
オープンタイムとは、「待ち時間」のことで、接着剤を塗布してから実際に貼り付けを始めるまでの時間を指します。
オープンタイムをとることで、仮止めの必要がなくなり、初期強度に優れた接着ができるようになります。
人工芝の貼り付けをしてからずれが起こってしまうという方は、このオープンタイムが足りていない場合があるので、使用する接着剤の説明書を確認して、十分なオープンタイムを確保してください。
オーバータイムとは「貼り付け可能時間」のことで、貼り付けができなくなってしまうまでの時間を指します。
オープンタイムを長く取りすぎたり、作業に手間取って時間がかかってしまったりして、オーバータイムを過ぎて作業をしてしまうと、接着剤の固化が進み、本来の接着効果が発揮できなくなってしまいます。
オーバータイムに十分気をつけながら作業を行ってください。
人工芝どうしのつなぎ目の固定の際は、ターポリンシートの上に接着剤(タフグルー)を塗布し、その上で人工芝を繋げ、ローラーで圧着するという方法です。
この一連の作業を十分なオープンタイムを確保し、オーバータイムになる前にローラー圧着までを終える必要があります。
以下の図のようにオープンタイムやオーバータイムに配慮しないような時間配分になってしまうと、接着剤本来の耐久性や接着力を発揮できなくなってしまうため、時間を確認しながら作業を行なっていってください。
今回は、「オープンタイム」と「オーバータイム」について解説していきました。
人工芝の貼り付けの際には十分に時間に気をつけながら作業を行なってください。
また、人工芝の施工方法については、以下のリンクより、メモリーターフの推奨施工をご覧いただけます。
施工を行う前に、ぜひ一度こちらをご確認してください。